外国人留学生が日本での就職で知っておくべきこと!(挨拶(あいさつ)/会話(かいわ)編)

公開日:2017-04-07
留学生の日本企業への就職ですが、就活や価値観の違いで戸惑う(とまどう) 留学生も少なくないでしょう。 そこで今回は、日本での挨拶(あいさつ)をしっかり身に付けましょう。 挨拶(あいさつ)がきちんとできなければ、相手にマイナスの印象を与えてしまい 円滑(えんかつ)なコミュニケーションが取れなくなります。 仕事に支障(ししょう)をきたしてしまう事も・・・ その時々で、場に応じた挨拶(あいさつ)をするようにしましょう。

【挨拶編】 場に応じた挨拶(あいさつ)!

・出社したら⇒「おはようございます」

・外出時には⇒「行ってきます」「行ってまいります」(外出をする方には、「いってらしゃい」)

・帰社時には⇒「ただいま戻りました」
(帰ってきた方には「お帰りなさい」「お疲れ様です」と声を掛けましょう!)

・退社時には⇒「お先に失礼します」「お疲れ様でした」(退社する方に「お疲れ様でした」と声を掛けましょう!)

・外出先で取引先の社員に会ったり、訪問などした際には「いつもお世話になっております」

・来客があった際には、「いらっしゃいませ」

など、その場に応じての挨拶(あいさつ)があります。

挨拶(あいさつ)のポイントは!

Point1 笑顔で明るく
職場の雰囲気を明るくするような笑顔の挨拶(あいさつ)を心掛けましょう。

Point2 自分から積極的に
相手の挨拶(あいさつ)を待つのではなく、自分から気づいた時に声をかける
ようにしましょう。 特に、上司に先に挨拶をさせるようなことはあってはなりません。

Point3 すべての人に挨拶(あいさつ)
面識(めんしき)のない他の部署(ぶしょ)の方、清掃(せいそう)や配送(はいそう)に
来てくれる方にも挨拶(あいさつ)をすると良いでしょう。

Point4 挨拶(あいさつ)を習慣(しゅうかん)にしよう
会社だけではなく、普段の生活から挨拶(あいさつ)を習慣(しゅうかん)
づけましょう。

*挨拶(あいさつ)は基本です。した人も、された人も良い気分になるということです。

【会話編】 会話編では、ビジネスで使用するフレーズを少しまとめてみました。

基本的なビジネス会話です。

〇会話の基本フレーズ例
【確認する】
・もう一度おっしゃっていただけますか?
・(これで)いかがでしょうか。/よろしいでしょうか。

【断る】
・(非常に・まことに)残念(ざんねん)ですが、○○致(いた)しかねます。
・あいにくですが、私の一存(いちぞん)ではきめかねますので(上司と相談して)・・・

【答えられない】
・わかりかねます。
・存じませんので、お答えいたしかねますが。

【反論(はんろん)する】
・ごもっともですが(おっしゃるとおりですが)・・・
・申し上げにくいのですが・・・

【辞去(じきょ)する】
・本日はお忙しいところをお邪魔いたしました。

【名前を尋(たず)ねる/聞き直す】
・大変失礼ですが何とお読みするのでしょうか。
・大変失礼ですがお名前もう一度よろしいでしょうか。

【名刺をいただく】
・頂戴(ちょいうだい)いたします。

【時間をいただく】
・ご都合がよろしければ少々お時間をいただい
てよろしいでしょうか。/いただけますでしょうか。

〇会話をするにあたって聞き上手になろう!

コミュニケーションとは簡単に言えば、「お互いの感情や意思、思考などを
伝達(でんたつ)し合う事」です。
一方的(いっぽうてき)に話す、話を聞いてばかりだとそれはコミュニケーション
上手とは言えません。
海外の方は日本人に比べると「思っていることをはっきり言うタイプ」の人が多いです。
それは悪い事ではないですが、一方的に自分の話をするのでは良い印象は与え
られませんので、相手の話もしっかり聞くことが大切になります。

◎まとめ

挨拶(あいさつ)も、会話も基本が大事です。
間違えた使いかたをしてしまうと、相手に不快(ふかい)な
思いをさせてしまう事もありますので十分に気をつけましょう。
お互いに気持ちの良い挨拶(あいさつ)と会話ができるよう
心がける事(こと)が大切です。

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